42 - ガルラジをゆく 富士川から双葉

 ガルラジにドハマリしている。

 浜松在住なので、最寄りは岡崎だが県民意識のため推しは富士川。そして土地柄、新東名に乗って西進すれば岡崎、その先にいくつか高速道路を乗り継げば御在所、そして東名を上れば年魚市に会える。すずすず。スナック感覚ですずすずできる土地で本当に良かった。

ゆるキャラグランプリみちまるくんに投票する。うなもなど知るか。

 問題は、双葉と徳光だ。徳光は、まあどうしようもないので別の機会を伺うとする。しかし双葉は、そんなに遠くなさそうなので、行ってみることにした。

 

 まずは浜松から東名を走り、EXPASA富士川上りへ。2回目の訪問で、カード配布が始まってからは初めてだった。

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 せっかくなので、富士宮やきそばも食べた。番組で紹介してた「うるおいてい」のやつ。

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 しかしキービジュアルで白糸が食べているのは透明パックなので、どちらかというと富士川楽座の「どんぐり」の方じゃないかと思う。

 さて、問題はここから。

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 東海圏から山梨は結構行きにくく、どうしても途中峠道を抜けることになる。さもなくば富士の東を回るしかない。中央道直結な分だけ、東京圏からの方がアクセスがいいのだ。

 西へ帰る都合上、Googleがサジェストしたうち、行きは真ん中、帰りは左で走ることにした。

 まずはEXPASA富士川から更に東へ上り、富士ICを降りる。国道139号、西富士道路である。走り始めてすぐ、足であるNCロードスターの走りに若干違和感があった。それもそのはず、ICを降りてすぐの土地でも、平地のように見えて若干北が高くなる方に傾斜している上り坂だった。富士の裾野を実感させられた。

 そのまましばらく北上すると、次第に天候が悪化し、32℃あった外気温が22℃まで低下する。見えてきたのはゆるキャンの聖地でもある、朝霧高原である。右手に道の駅朝霧高原、左手に本栖湖。さすがにツーリング目的のライダーも多かった。天気がいい時を見計らって、今度は二輪で来たい。

 更に北上し、精進湖のところで左折する。道の名前が国道358号・精進ブルーライン(旧・甲府精進湖有料道路。1994年に無料化)に変わる。入り口には有料道路時代の電光板があった。

 距離は短いが精進湖の湖畔を走る。あまりきれいな湖ではなかった。ちっさいしな。なんてったってこっちには浜名湖があるからな。富士五湖だかなんだか知らないがザコ、ザコです。

 曲がりくねった峠道国道を抜けると、初めて訪れるはずなのによく知った地名に行き当たる。

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 旧上九一色村である。

 通り過ぎてきた精進・本栖のあたりは富士河口湖町、地図で示したあたりは甲府市編入されたらしい。

 上九一色という地名は2006年で消えている。オウム事件で知れ渡った名前を消してしまいたいという思いがあったのかもしれない。それでも駐在所や市役所の出張所の名前としては残っている。正直、これらがなかったら、"あの"上九一色村にいるとは気づけなかった。

 更に進むと寂れた田舎道がずっと続く。ハッピードリンクショップがあり、ハッピードリンクショップがあり、ハッピードリンクショップがある。道沿いに児童福祉施設も見つけた。人里離れた土地にひっそりと、人目を避けるように佇む児童福祉施設に、思うところがないでもない。この世はみんな普通だから普通でないものがあるはずがない、という無邪気な差別が、彼らを目に見えない場所へと追いやったのだろう。

 そうして走り続けること1時間と少しで、中央道甲府南ICである。

 高速に乗ると、陰鬱な気分を吹き飛ばすような夏の青空と白い雲、そして南アルプスの威容が広がる。今行くぜ令和最初のスーパーセクシーアイドル。甲府南から双葉SAまではほんの10kmほどである。

 到着である。

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富士山カレーはキービジュアルに従い青いやつにした。聞きしに勝る衝撃的なビジュアル。

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 我らがチーム富士川がインチキで不正解になったやつによく似ているのもあった。ソフトはアイスに入るだろ、許せねえ…。

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  帰り道は、中部横断自動車道を通ってみたかったこともあり、以下のルートを選択した。

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開通済み区間はこんな感じ。

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 2020年内にはこの区間も繋がるらしい。繋がりさえすれば双葉-富士川間も富士の西側で高速に乗ってるだけで行き来できるようになる。岡崎、御在所からのアクセスもよくなる。そのころガルラジは何ndシーズンになっているだろう。そもそも3rdはあるのか?

 ちなみに中部横断自動車道には全長約5kmのクソ長いトンネルがある。樽峠トンネルといい、ここが山梨・静岡の県境になっている。危険物を積んだトラックが走れるトンネルとしては日本最長らしい。参考までに、約5kmとは正確には4999m、そして法律上、危険物を積んだトラックが走れるトンネルの長さは5000m以下と決まっている。ズルである。

 もっとも、高速道路といっても大半は対面通行で70km/h制限の、バイパスに毛が生えたようなもの。事件事故が起こった際にパトカーや救急車が通れるかも怪しい。

暫定2車線は世界の非常識 日本の高速道路、その課題 | 乗りものニュース

 でも開通してくれると温泉行く時に便利なんだよなあ。三遠南信自動車道ともども。

 帰りにNEOPASA静岡に寄り、TEAM FUJIKAWA RADIOの今週の無茶振りで白糸が紹介していたみかんサイダーを買う。

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 やっぱりチーム富士川は負けてないと思う。すずすず。

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以上