健康診断を受けた。看護師に血圧を測ってもらう時に波紋の呼吸を心がけたら55-85とかになり、さすがに看護師さんも変な顔になり再測定。今度は心の中で(わが心既に空なり 空なるがゆえに……無!)(ブラック・エンジェルズ)と唱えたら47-78になった。看護師さんも「え~ww↑↑??フラフラしませんかぁ~~???w」と仰っていた。高血圧に悩んでいるのならブラック・エンジェルズを読むべきである。
そういえば看護師国家試験の合格者数のうち女性の数は受験年齢になる1世代の10%程度に相当し、つまり今、女性の10人に1人は看護師になっている計算になるのだという。それで人手不足というのも恐ろしい話である。
結果は比較的安泰だったけど、どうも胃にメチャクチャピロリ菌がいるらしい。PPIと抗生物質の出番だぜ。
■今月のヘッビロッテダヨーミュージック
Special Favorite Musicをよく聴いていた。
途中でビッグバンド編成からメンバー大量脱退して3人組になっちゃったらしい。かなC。
スカートもよく聴いていた。
あとは昔からファンだったwafflesがSpotifyに曲を出してて、知らないうちにニューアルバムも出してたことに気づいたり。
このへんずっと好きです。
訃報に触れて今や定番となったサウンドの見事さを改めて噛み締めたり。RIP宙明先生。
■観た
鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー、トップガン マーヴェリック、きさらぎ駅、湖のランスロ、たぶん悪魔が、TITANE/チタン、ニトラム/NITRAM、機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島、ハッチング-孵化-、ベイビー・ブローカー、メタモルフォーゼの縁側、PLAN75。今月はかなり頑張った。
今月のベストはすげー悩んでPLAN75かなと思う。メタモルフォーゼの縁側とテーマが共通していて、闇と光みたいな感じだった。意外だったのがイデオロギー色の薄さで、たとえば老人を切り捨てる政治が悪だと言いたいなら、死を選ぼうとする後期高齢者の価値を認める誰かが泣いて叫んで、死亡回避になると思う。それか誰にも顧みられず悲しく死んでいくだけの老人が出るか。
でも作中で取り上げられる2通りの高齢者は、泣いてくれる人がいる方が結局死に、誰も泣いてくれない人が死を選ばずに生き残る。即物的な救いや甘やかしがなく、登場人物全員が一番苦しい結末へと突っ走っていくのは見事だった。制度を定める側の人間が一切登場せず、悪や敵がいないのもすごくいい。あえて言うなら、ある登場人物の目線が向く先こそが悪である。
来月はゴダールの勝手にしやがれ&気狂いピエロのリマスターが当地でも上映されたり、死刑にいたる病がようやく上映されたりする。月12本はかなりキツかったし、来月は少しクールダウンしたいところである。
■読んだ
エクソダス症候群、ランドスケープと夏の定理、サーキット・スイッチャー、超常現象の科学、生物にとって時間とは何か、トランスヒューマニズム 人間強化の欲望から不死の夢まで。
後は伴名練アンソロの石黒達昌のやつを読んでる。読み終わったやつは全部図書館でタイムリミットがあったけど伴名練のやつは買ってるのでのんびり読んでいる。以前にハヤカワSF Jコレクションで出たやつだけは読んでたんだけど、その他の作品を追う気力がなかったところに出てくれたアンソロなのでとても助かっている。
最近はSFもドカンとでっかく宇宙か、さもなくばコンピュータサイエンスが取り上げられることが増えたし、ある程度地に足のついた自然科学をSFに仕立てる石黒のような作風が逆に貴重になってきたと思う。「希望ホヤ」のありそう感たまんないのよね。というか、石黒達昌の作風は自分が思う理想に限りなく近い。
■喫煙
手巻きタバコに手を出した。だいたい日曜日の夜に、大河ドラマやNHKスペシャルやスーパーマン&ロイスを観ながらせっせとタバコを巻いている。今のところチェ赤×チャコールフィルター×ヘンプ巻き紙が黄金の組み合わせという感じ。フィルターをレギュラーに変えてメンソール入りの葉にしてもいいかもなとも考える。
6月26日、きっかり1年ぶりにソーシャルゲームを起動した。スクールガールストライカーズ2の沙島悠水ちゃんの誕生日である。キャラと結婚できるゲームは数あれど、スクストは狂ったゲームなので結婚するとその日が記念日となり、一年後に記念の花束を渡してイベントシナリオを見ることができる。
守りたい、この笑顔。
記念日を誕生日と同じにしておくと忘れないというのは本当だなと実感した。
■ガンダム
Youtubeの配信でVガンダムを観ている。毎週毎週子供の健全な子供時代が戦争によって破壊されていて悲しい。老人たちは大義を振りかざして少年に戦えと迫るし、なんならちゃんと殺せ、お前は戦争がわかってないと説教をかましたりもする。誇り高き軍人を気取る人々は自分の気取りのためだけに他人の人生を破壊してそれを悔いることもない。人間が当たり前に持つはずの人間性を完膚なきまでに破壊するのが戦争であり、その中でせめて人間性を保とうとする少年がその人間性のために戦いに巻き込まれて後に引けなくなっていく。子供たち以外の登場人物全員が人間性を失くしており、ゆえに仕方ない、しょうがない、苦しい時なのだから当然という言い訳を内部化しながら=狂いながら子供を犠牲にしていく。なるほどエヴァンゲリオンはこれに影響を受けたのだなあと理解したりもする。
まだ9話とかなんだけど、カテジナさんが噂に違わぬ凄さで驚く。死や破壊を目の当たりにし、自分に憧れる少年が進んで死地に向かうのを見せつけられ、ノブレスを気取る悪魔に拉致されて完全に精神を破壊されて、もう9話時点で自分の言行をコントロールすることができなくなっている。この人が敵に回るのか、そうか、そっか……。
これまで一番好きなガンダムは何かと訊かれたらZガンダムと即答していた(訊かれることはない、それはそう)し、次点で逆襲のシャアだったけど、全部観たらVガンダムが相当上位に食い込んでくる予感がする。
■エッチブック
ミキトアモン先生の単行本がメチャクチャよかった。
いわゆる叙情系なのだけど、Pennel先生や茜新社系とはひと味違い、サンダンス映画祭的な(ゆうばり国際ファンタスティック映画祭的な?)作風の作品もある。別れや、破滅の予感で終わる作品が多数派なのも、ワニコアではできない作風で非常にいい。人生の停滞期に出会いがあり、主人公たちは人生を前に進めるけど、棘となった別れのせいで振り返らずにはいられない。人生の淀みの中で光るものを活写した快作だと思います。
全部いいんだけど一作選ぶなら「陽炎」か。いややっぱり「彼岸過カラ」かもしれん。全部いい。
アクションピザッツからの単行本は時々ドハマリしてしまう。エロ漫画との出会いも人間とのそれと同じようなところがあって、波長が合うことが大事なのよ。だってポルノは人の一番デリケートな部分に触れるものだからサ…
■観てる
今季はYoutubeの公式配信の類を観るのが忙しい。仮面ライダーW、仮面ライダーエグゼイド、恐竜戦隊ジュウレンジャー、機甲界ガリアン、銀河漂流バイファム、星方武侠アウトロースター、先述のVガンダム、ガンダムXを観ている。時間がいくらあっても足りない。
■宝くじ
ドリームジャンボ宝くじ、300円当たりました…。
FIREの夢はまだ遠い。
■カウントダウン
ファット・カンパニー 1/7 Fate/Grand Order フォーリナー/葛飾北斎 英霊旅装Ver.の発売まであと1ヶ月。