18 - 「アントマン」なんだか極端な全国の字幕・吹替公開状況

 2015/9/19全国公開の「アントマン」について、全国各地での公開状況が気になったので、TOHOシネマズ分を全部まとめた。

f:id:aruren:20150920150418p:plain

 正直かなりびっくりしてしまったんだけど、表中赤セルの都心5館(日劇、新宿、日本橋六本木ヒルズ、渋谷)では、初日にもかかわらず吹替上映が1日あたり0回。梅田(大阪)では1回だ。

 逆に地方に目を移すと、おいらせ下田(青森)、サンストリート浜北(静岡)、岐阜(岐阜)、伊丹(兵庫)、橿原(奈良)、長崎(長崎)、宇城(熊本)の7館では、初日にもかかわらず字幕上映が1日1回しかない。

 大雑把に分析してしまうと、市場原理というか、「地方民はバカだから吹替」とばかりのマイルドヤンキーマーケティング怖いねという話なんだけど、こうも極端だと、むしろ都心で吹替が観られないことのほうが異常なように思える。0はおかしいだろ0は。エイジ・オブ・ウルトロンのときはこんなに極端(露骨)ではなかったような気がするんだけど、手元にデータがないからわからん。あるいは、ネットで発信する層の厚い都心で吹替をかけないことで、ネットを中心としたタレント吹き替え批判を躱す意図でもあるのかしら。どこまで行っても下衆の勘繰りでしかないのだが、せっかくまとめたので放流しておく。

 各劇場の吹替/字幕の動員数一覧がほしいところだ。それとも悪の広告代理店にはアメコミ原作映画勝利の上映メソッドでもあるのだろうか。ぶっ潰せそんなもん。

 そうなんだ、じゃあ私アントマン観てからARROWとシーズン3とTHE FLASHシーズン1観るね。