103 - 202403記録

 弊社よさらば!我が代表堂々退場す!

 退職?エントリ?ってやつは一年後くらいにやるかもしれない。転職先もそれなりに忙しそうだが(忙しくなければ採用はしない)、残念ながら労働しなければ生きていけないしある程度は仕方ない。いうて意味不明な深夜勤務やエブリデイ繁忙期、驚くべき頻度で発生する病欠、36協定を置き去りにする圧倒的残業とかはそうそうないだろうし、(一年後に書くかもしれないが)製造業の正規雇用における最底辺のような業務も経験したので、今よりはマシな環境になるだろうとは思う。あまり期待はせずにやっていきましょう。そんなわけで有給消化とかいう人生の夏休みが始まったが、引っ越しやら退職の諸々やらでなんかそんなに暇にはならなさそう。不動産屋、引っ越し屋、退職書類、入社書類、健康診断、これらが済んだらもろもろの住所変更や駿河屋、車両の処分……名古屋モーターサイクルショーに行けるだろうか。

 

■今月のヘッビロッテダヨーミュージック

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 ベボベのEPを死ぬほど聴いていた。

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 どうしても1曲紹介してえのがこのfishbowlの一雨。fishbowlは静岡拠点のアイドルグループで、メンバーがそれぞれ浜松市藤枝市自治体???)、地元企業やスポーツチームに応援されている謎グループなのだけど、ヤマモトショウの手がける楽曲がどれもこれも歌って踊るアイドルらしからぬもので抜群にいい。今月になって元ラストアイドルの人を含む新メンバー2名が加入して新体制が始まるそうで今後も目が離せない。そもそもアイドルなのにゲストボーカル曲があるのがわからんし、ゲストボーカルでアルバム一枚作ってるのもわからん。そんなアイドルありか??

 

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 そもそもデビュー曲からしてfeat.諭吉佳作/menの方が先だし。諭吉佳作/menといえば東京FMの未確認フェス出身のアーティストで、一雨も諭吉佳作/men版がfishbowl版に先駆けてリリースされていてもうわけがわからん。

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 なんか…”アイドル”ってこういうんじゃないですか?星屑テレパスドラマ化の報をきっかけに久し振りにAKBを聴いてみたらドハマリしてしまった今月リリースの曲なんだけど、御年65歳の秋元康がこれを作詞してるのが恐ろしすぎる。

 

■読んだ

逢坂冬馬『同志少女よ、敵を撃て』

市川沙央『ハンチバック』

芦沢央『罪の余白』

笹本祐一ミニスカ宇宙海賊2 黄金の幽霊船』

笹本祐一ミニスカ宇宙海賊3 コスプレ見習海賊』

笹本祐一ミニスカ宇宙海賊4 漆黒の難破船』

九段理江『東京都同情塔』

後藤リウ『小説 機動戦士ガンダムSEED FREEDOM (下) 』

 

 芥川賞作品は発表されるたびに文藝春秋を買って読む(すぐに読むとは言ってない)ようにしてるんだけど、ハンチバックの迫力が世にあるすべてのPCネタ文学を蹴っ飛ばしている気がする。スクラップ・アンド・ビルドに足りなかった有無を言わさぬ圧倒的なパワーがハンチバックにはある。なんか、PCネタ文学、プラグマティズムとリアリズムに欠けていて、自分がコレクト側であることへの言い訳のような文字列がやけに紙幅を取ってて、でも(弱者とされる側の人々が持つ)ポルノスティックな欲望は叶える、これならエロマンガの方がマシなんじゃねえのかってくらいの醜悪さを感じることがあり、自分はあんまり面白いと(優れているとも)思っていない。嫌じゃ、わらわは左傾化しとうない。もちろん右傾化したいわけでもない。全然関係ないけど先日高校時代の知人がフェミニスト社会学者と戦う正義のアンチフェミツイッターアカウントになっていると人づてに聞いて、まれによく聞く実家に帰ったら親がYoutubeでインスタント右翼になってたやつってこんな気持ちなのかなって思った。

 

■徘徊

 永野護展を見に角川武蔵野ミュージアムまで行ってきた。

 一番驚いたのはツァラトウストラ・アプターブリンガーの特徴である頭部の前向き二本ツノによく似たデザインがサンライズ採用直後に描いたバイファムのデザイン仕事で既に見て取れることだった。時代が下るにつれ最初期には顕著だったスター・ウォーズの影響から徐々に脱却して唯一無二の作風になっていくのが面白い。L.E.D.ミラージュからツァラトウストラ・アプターブリンガーで一番変わったのはなんだかんだ言っても(Xウイングのようだった)色使いだよなあ。色しか見えないデザインの素人ですまない。

 いのまたむつみのイラストはちょっと写真に撮れなかった。かくいうわたくしも宇都宮比瑪さんに”救い”を感じていた時期がありましてね。

 

 要塞?ってなる角川武蔵野ミュージアム。所沢というと西武のイメージがあったが、武蔵野線東所沢駅が最寄りになるところざわサクラタウン周辺にあまり西武色(東京近郊で盛んだった鉄道・住宅地・商業施設の一体開発)は感じられない。区画整理された住宅街ではあるものの、西武池袋線新宿線が交差し西武所沢SCを持つ所沢とはまるで雰囲気が違う、最近の子育て世帯に向く穏やかな街という印象だった。サクラタウンが公園と隣接していることやマンホールに比較的最近の角川作品のビジュアル(FSSの帝騎マグナパレスもあり)が描かれていることもあり、角川が街や公共に奉仕しているような雰囲気である。路線が路線なので消費しに行くなら車を使うか、武蔵野線で大宮なのだろう。するとそごうと高島屋で西武ではない。

 しかし漫画家が多い東京西部へのアクセス性を考えると人生どうでも飯田橋、九段下、神保町、水道橋エリアより効率がいい気もする。自分が角川社員だとしたら都心に通うより所沢で職住近接して飯田橋はたまに行くだけくらいの方が性に合いそうである。もっとも東所沢周辺、単身者にはかなり暮らしづらそうな環境だが……

 

■観た

・一月の声に歓びを刻め(監督舞台挨拶)

・コヴェナント/約束の脱出

デューン 砂の惑星 PART2

オッペンハイマー

機動戦士ガンダムSEED FREEDOM(2回目)

 ガンダムSEED FREEDOMおもしろすぎる(2回目)。オッペンハイマーと続けて観たんだけど、オッペンハイマーが来たるべき相互確証破壊の時代への恐怖で締めて終わった直後に4桁パスワードで核ミサイルが飛び交うろくでもない世界観のガンダムSEEDを観ることになるので味わい深さが格別だった。DUNEじゃなくてオッペンハイマーとコラボすべきだったのでは?

 

■かつや

 ホル玉とロースカツの合盛り。結構人気だったらしく売り切れで食べられないことがあった。ホルモン側は甘味噌炒めで、いつもの甘辛タレとちょっとだけ違う感じ。この櫛形でない切り方をした玉ねぎはかつやではわりと珍しいものである。玉ねぎの食感を残し、嵩を減らさない程度の加熱に留まっているため、玉ねぎとホルモンの容積を比べるとたぶん玉ねぎのほうが多い。TierAです。

 関係ないけどホルモン炒め定食って振れ幅が非常に大きいと思う。まず野菜とホルモンを炒めるのか、ホルモン+香味野菜程度で付け合せが別にあるのかで大きく分岐して、それぞれに塩系・醤油系・スタミナ系・味噌系で分岐する。炒めに入る野菜も肉野菜炒め同様のキャベツありか、ニラレバ炒め系のもやし主体かの違いがある。ホルモンも牛もつと豚もつで違うし、豚もつは更に下茹での有無で分岐する。そしてホルモン炒めを出す定食屋の類はだいたい写真付きメニューのような丁寧なものは置いてない。ちなみに自分の自宅最寄りの中華屋が出すホルモン炒めはホルモンのみ+付け合せ型・下茹でなし豚もつ・スタミナ系の味付けである。もちろん、玉ねぎとホルモンだけで付け合せがとんかつなのはかつやでしか見たことない。

 

プレミアムバンダイ

 引越し先が決まっていないのにいくつか予約を入れてしまった。住所変更を忘れないようにしないと死ぬ。